おすすめのエッセイ
今回は、おすすめのエッセイをご紹介します。
普段読んでいる作家さんのエッセイを読むのって、面白いですよね。普段の様子を垣間見ることができるようで。
知らない作家さんでも、そのエッセイがきっかけファンになったりすることもありますよね。
そのようなわけで、今回は4冊のエッセイをご紹介します。
1冊目は、村上春樹さんの「職業としての小説家」です。
もうご存知の方も多いかと思いますが、村上春樹さんは「ノルウェイの森」「騎士団長殺し」などベストセラーの本を書かれている、有名な作家さんです。
彼のイメージとして、長編小説のイメージが強いかと思いますが、エッセイも面白いのです。
「職業としての小説家」には、彼の仕事観、小説の書き方など、様々なことが書かれています。
また、執筆をされている方には参考になることも多く、役に立つと思います。
他の作品を読まれた方は、彼の仕事生活を知ることで、さらに作品が楽しめるようになると思いますよ。
2冊目は、またしても村上春樹さんの本、「走ることについて語るときに僕の語ること」です。
村上春樹さんはランニング好きなのですが、この本ではそのランニングに絡めた人生観を知ることができます。
哲学的なことがわかりやすく書いており、楽しく読めると思います。哲学的なお話がお好きな方もぜひ読んでみてください。
3冊目は、原田マハさんの「やっぱり食べに行こう」です。
小説、絵画、そして食べ物に焦点を当てたエッセイです。
一つ一つのエッセイは短く読みやすいので、エッセイに初めて挑戦する方にもおすすめです。
さすが作家さんと言うべきか、料理の描写がとても緻密で、思わずお腹を鳴らして読んでしまうと思います。
私はロシアの餃子、ペリメニを食べたくなりました。
世界中の食べ物が紹介されているので、世界の食べ物を食べている気分になれますよ。
最後は、角田光代さんの「恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。」です。 タイトルの通り、恋愛、旅について書かれています。 また、本人は奥深いことは書いていない、と後書きでおっしゃっていますが人生観について奥深いことも書かれていると私は感じました。 恋愛に悩んでいる方、人生に悩んでいる方は、「そうそう、わかる」「なるほど」となることがあるかと思います。 おすすめです。
自己紹介
初めまして。かおりと申します。
まず、自己紹介をさせていただきます。私は大学生です。そして、精神疾患を持っています。現在闘病中ですが、日々楽しく過ごせるように努力しています。そんな私の趣味は、読書です。
唐突ですが、皆さん、「次は何の本を読もうかな?」「何から読めばいいかわからない…」といった考え、悩みは持ったことはありませんか?
私はあります。
次何の本を読もうか、と頭を悩ませたり。こういうジャンルの本を読んでみたいけれど、何から読んでいいかわからない…と悩んだことも。
そこで私は考えました。
体系的に、というのは難しいかもしれないけれど、まとめて本を紹介すればそんな悩みも減るのでは?と。
そして、私はこのブログを始めました。
私は1日で最大6冊の本を読みます。もちろん病気で本が読めない時期もありますが、元気な時は大抵本を読んでいます。
その経験で、趣味で、誰かの手助けになりたい。そう思いました。
次回からは、本の紹介をしていきます。
一冊を紹介したり、まとめて紹介したりと様々な紹介の仕方になると思います。
ただ、一人で運営することから、「偏ってるんじゃないか」「特定の作家さんだけに絞られているじゃないか」と思われることもあるかと思います。
ですが、例えば、人の本棚を覗き見するのって、楽しくないですか?(許可を取るのが本当は1番ですが)
満遍なく、偏らない情報をお届けできない代わりに、私の本棚を覗きみする感覚を覚えてくださって、楽しいと思ってくださったら嬉しいです。
では、そうぞよろしくお願いいたします。